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植物の偉大さ

雑誌を見ていたら蓮のきれいな写真があり、ふと先週花の撮影に行った時のことを思い出した。

雨上がり、蓮の大きな葉っぱの真ん中に水がたまっていた。

その水底(葉の中央で茎と葉のつなぎ目)からぼこぼこと泡が出ているの発見した。

何だろうと、しばらく観察していたが、ずっと泡は出続けている。

良く見ていると、太陽光が強くなると泡の出が活発になり、曇ってくると量が減るような気がする。

どう考えても、出ているのは光合成によってできた酸素だろう。

光合成のことは昔理科で習って知っていたが、実際に植物が酸素を出している瞬間を見ていると、その量の多さと不思議さにわくわくしてきた。

そして、この酸素がわれわれの生命を育んでくれていることに素直に感動したのであった。

翌日、実際どのくらいの酸素が出ているのか、実験してみた。

もちろん非常に大雑把なものであるが、泡の出方を思い出しながら、水中に入れたピストンから1分間泡を出し続けてみた。

その量はどう少なく見積もっても1分間に10cc以上はあった。

光合成という植物の偉大な営み。

そのおかげで生かされている動物たち。

植物を含め多種の恩恵でこの地球で生きていけるという感謝の気持ちを忘れてしまった人間はいつになったら共生の大切さを思い出すのであろうか。