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両性具有

今日は昼から岡村昭和さんの個展のオープニングパーティに行った。

岡村さんは高名なアートディレクターで、今年の秋にニューヨークで個展を開くが、そのプレビューとして一部展示したそうだ。

岡村さんはライフワークとして『両性具有』を独自の視点で表現している。

前回見させてもらった時は白黒の切り絵であったが、今回のものは油絵だった。

このテーマにおける岡村さんなりの意味については、以前話しを伺ったことがあるが、理解しきれなかった。

今度ゆっくり聞かせてもらおうと思っている。

男性ホルモンの影響を受けなければすべてがメスになると聞いたことがある。

また、女性でも男性ホルモンは存在している。

すなわち、男も女も両性の部分を有していて、どちらかが強く発現しているだけである。

自分の中で発現の弱い方の性の特徴をどこまで理解出来るかが、異性との付き合い方で重要だ、ということが最近わかってきた(今までは全然わからなかった)。

それが理解出来るように両方の性が1人の人間の中に組み込まれているのではないかと思う。

すなわちすべてが両性具有なのだが、その程度が問題で、差がなかったり、逆転していると(肉眼的形態と)問題になるのだ。

性を決めているのは遺伝子ではない。

ホルモンであることが重要である。

今環境ホルモンの影響で多くの魚がメス化し、貝が間性(両方の生殖器を持つ)になっている。

これも人間が便利な生活を求め続けてきた弊害であるが、これによって人類も緩慢な死を迎えていくのだろうか、そんなことを考えながら、締切りまじかの論文執筆があるので、早々に帰宅した。

これから、14000字の論文の仕上げに入らねば・・・・。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。