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いのちの写真

昨日までサトルエネルギー学会から依頼の特別寄稿論文作成で忙しく、日記をさぼってしまった。

今日は終わった虚脱感でボーとしていたいのだが、のんびりしているわけにはいかない。

来年出版予定であるチーターの写真絵本の打ち合わせが明日なので、写真を整理しなければならないのだ。

今まで撮ったチーターの写真を引っ張り出して見ていると、その時々の状況が目に浮かんでくる。

昔の写真であっても、撮影した時のことは驚くほど鮮明に覚えているものだ。

瞬時にその場にトリップしていき、整理する手が止まってしまう。

取り組み始めて14年たつが、その間に自分の周りにはあまりにもいろいろなことがおこった。

このチーターたちにもたくさんのことがおきたのだろう。

彼等の多くはもうこの世にいないと思うとなぜか切ない。

そんなことを考えながら整理を終わった。

写真を見ていて、つくづく思った。

僕が撮っているのは、動物たちの姿や生態をではなく、「輝く生」なのだ。

そして、サバンナの風景ではなく、「輝く生」を育む環境である。

いつか僕の写真が動物写真ではなく、「いのち」の写真、共生の写真といわれるようにならなければ・・・。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。