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サファリ日記 8月21日

今日はマサイマラ国立保護区への移動日

朝7時15分にナクル湖のライオンヒルロッジを出発。

5時間以上かかってマサイマラ国立保護区の入り口に到着。

道は年々良くなってきている。

マサイマラに入るとシマウマやヌーの群れがだんだん姿を見せ始め、思っていたより(今年はヌーの到着が遅いとの話しであった)数が多いので一安心。

さらに車で1時間半ほど行き、やっとマサイマラのほぼ中央に位置するセレナロッジに到着した。

宿泊するセレナの周辺にはまだヌーが来ていない。

ここではヌーの川渡りを狙っているのだが、はたして最終日までにヌーが来てくれるだろうか?ちょっと心配である。

午後2時頃にロッジに到着して昼食。

ここは小高い岡の上に建てられ、ロケーションは抜群である。

初めての人は美しさに感動している様子。

一休み後、午後の4時からサファリに出発。

まずは周囲を偵察する。しかし,この周囲は動物があまり多くない。

見られるだろうかと心配して矢先、立派な雄のチーターを見つける。

いきなりチーターが見れて僕としては一安心。普通ならこれで満足かもしれないが、僕のツアーはこれだけで終わらせる普通のツアーとは違う。

サバンナでもっとも人気のあるチーターであってもその姿を見せるだけでなく、皆になんとか狩りや親子の姿を見せたいと思っている。

今回はこの地区に子どもがいないとの情報を得ていたので、狙いはチーターの狩りのシーンだ。

しかし、このチーターは満腹状態で動く気配がない。こういう時は絶対に狩りをしないので粘っても仕方がない。

別のものを探す事にした。

セレナには4泊するので、きっとこの後チャンスがあるだろう。

日没後ロッジに戻る。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。