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サファリ日記 8月25日

今日はツアーのメンバーと別れる日。

早朝サファリをいっしょにして、朝食を共にしてから、ツアーメンバーはナイロビに向かう。

僕はマサイマラ国立保護区の外にあるコイヤキレメク保護区にあるボヤージュ(以前の名前はパラダイス)というロッジに向かう。

まずは早朝サファリから。

いつものように早朝6時に出発。

今日の日の出は良かった。

シマウマの群れをバックに日の出を撮影。

今回はチーターについているので、チーターを探すことにする。

しばらくするとメスのチーターが獲物を探しているのを発見。

3日連続狩りが見れるかも?

しかし、狙いはするがすぐに相手に気付かれたりで、なかなか狩りをするところまでいかない。

しばらく待ったが、朝食に戻る時間になってしまった。

それにしてもチーターづくしのツアーであった。

ロッジに戻り、食事後、荷づくろいをして皆で集合写真を撮って別れた。

今回は初めての人が9人、りピーターが2人であったが、みなそれなりに感動してくれたと思う。

何が見れた、見れないではなく、この体験を通してその人の中で何かが変わればそれで良いと思っている。

僕らはボヤージュへ移動。

このロッジは、ロケーションの良さから愛用していたロッジであるが、いちど閉鎖になり、今は名前を変え、再度オープンしている。

しばらくぶりなので楽しみである。

近くにチーター親子(2ヶ月くらいの子供二匹)がいるとうわさの所である。

移動の途中でキリンの親子やヒョウを発見するが、今回はチーターについているのであまり浮気はせずに早く移動してチーターを狙うことにする。

午後のサファリは4時から。

当然チーター親子が狙いである。

ところが今日の朝まで皆の前に姿を現していたらしいが、昨夕遅くにインパラを久しぶりにしとめたとのこと。

満腹になってどこかの藪に入って休んでいるようだ。

いくら探しても見当たらない。

何か良くない予感・・・・。

結局見つからなかったが、まだ3日ある。

きっと出てくるだろう。

夜、超小型飛行機・ウルトラライトプレインで今回いっしょに空撮するアレックスと合流。

彼はウルトラライトプレインによる高度世界記録保持者であり、最高高度地点着陸の記録も持っている。

陽気でおちゃめで感受性がとても豊かであるにも関わらず、野生的な面を多分に持っているナイスガイ。

彼とは、今年の7月に日本で行われたよろずアフリカセミナー(日記にも書きました)で会って以来の再開だ。

食事をともにしながらいろいろと打合せ。

隣僕にとっては初めての空撮。

わからないことばかりである。

いろいろ質問するが、やはり実際飛んでみなければわからない。

いったいうまく撮れるのであろうか。

期待と不安が交錯する。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。