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「目には目を、歯には歯を」

ハムラビ法典は紀元前18世紀に作られた世界最古の法典である。

その中には有名な「目には目を、歯には歯を」という言葉がある。

当時も報復劇が横行していたようだ。

これは日本でも同じことで、人間の本質はそうなのかもしれない。

しかし、これを作ったハムラビ王は「やられたら、やりかえせ」という

やり方では報復が報復を生み、何も解決できない。

「そういうやり方はやめなさい」ということを表したかった

という解釈があるそうだ。

もしそうだとしたら、紀元前18世紀から今まで状況は変わっていない。

テクノロジーは進歩しても、人間の内的成熟はあまりみられていないようだ。

人間はどういう方向に進んでいったら良いのだろうか。

それは平和ではないだろうか。

そう信じている人はたくさんいるはずだ。

「やられたらやりかえせ」では永久に平和が訪れないことは

良識ある人はみな知っている。

良く考えてみよう。

今、日本でもアメリカでも、報復殺人をおこなっても無罪であろうか?

決してそうではないはずだ。

今までの経験から、報復を防ぐための法律を作ってきたはずだ。

それなのに、なぜ報復が正義になるのだろう?

アメリカの暴挙が許されるのだろか?

理解できない。

ここに尊敬するガンジーの言葉を書く。

「私は生まれ変わりを信じているものとして、この人生でできなくても、

いつか、他の人生で、すべての人類を友情をこめて抱きしめることが

できる日が来るという希望を持って生きている。」

       

                   モハンダス・K・ガンジー