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今日の1日

今日は午前の回診以後、1日内視鏡検査の日。

昼休みにオアシスの高田さんが新聞連載に使うスライドフィルムと

カレンダーのプレゼンテーション用の写真をとりにきた。

仕事が終わって、本屋にちょっと寄ってからすぐに帰宅。

電車の中でトルストイの「生命論」を読む。

トルストイは、「個の生命は無意味だ」とまで言いきっている。

「本当の生命とは、時空を超えた大いなる生命のことで、

個のエゴにまみれた生命は断じて生命ではない。そして真に幸福になる

ためには、人間は理性でこのことを理解しなければならない」と言っている。

まさしくその通りなのだが・・・・・。

ここまではっきり言ってしまうと違和感を持つ人も多いだろう。

家に帰ると、日本テトラパック会長の山路さんから本が届いていた。

「地球環境と企業選択」という本で、山路さんが分担執筆している。

山路さんは、環境を考えた企業人として世界的に評価されている人だ。

夜、講談社の小原さんからファックスが届く。

2000年に出した写真集「サバンナの風に吹かれて」の感想文を定期的に

送ってくれるのだ。

この感想文にはいつも勇気づけられる。

10時半から講演の準備にかかるつもり。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。