今日は昼から渋谷に講演を聴きにいった。
タイトルは「動物と植物の共進化と生物多様性」。
講師は、信州大学教授の井上 健氏。
被子植物は、その花粉や種を媒介する昆虫や鳥などの形態や生態に合わせて多様に進化していった、というような内容だった。
僕は個人的な印象として、進化は比較的急速におこってきたと思っている。
進化を促すものは、「そうなりたい、そうなったほうが有利だ」という想いだと考えている。
その想いはどこからでてくるのだろうか。
動物なら脳であろうが、植物では?
愛情を込めて育てれば、植物はよく育つことは明白である。
ということは、植物には人間の想いを感知する能力があるということである。
だとしたら、植物だって「こうなりたい」という想いがあっても決して不思議ではない。
想いによってある時、遺伝子が変異する。
そして変異した個体が生まれる。
その個体の想いは急速に周囲に伝播して行く。
そして進化が達成される。
そのために、生き物の遺伝子の90%以上が眠っているのだと思っている。
無限に変わりうる可能性を秘めて・・・・。
「想い」とはある意思をもったエネルギーである。
それがどこから来ているのだろうか。
それこそが生命の本質で、肉体は乗り物にすぎない。