午後の検査が終わってコピーをとっていたら、事務の女性が「学生さんがこんなものを持ってきました」と言って封筒を渡してくれた。
「学生さん?誰だろう?」と思って中を見てびっくりした。
昨日の講演会の感想文だった。
時間がなくて昨日渡せなかった数人分の感想文を学生の一人がわざわざ病院まで届けてくれたのだ。
なんと律儀なことだろう。
感想文は強制でもなく、学校の成績とか、出席とは無関係なのに・・・・
とても感激した。
今日は、昨日わたされた分と併せて約140枚の感想文を読んだ。
「感動しました」、「共感しました」、「癒された」という感想が多く、うれしかった。
僕の伝えたかった「本当の生命」のところはちょっと難しかったかもしれないが、僕自身それを理解したのは1~2年前のことだ。
20歳すぎの人達には難しかったかもしれない。
が、このうちの何人かはきっといつかは気付くだろう。
それで良いと思っている。
それにしても、ほとんどの人が実に豊かな感受性を持っている。
こういう人達が看護の職につくと思うと、前途は明るい。
ぜひ、この豊かな感受性を失わないでほしいと思う。
今日の夜はヨガの先生がくる。
先生の坂下さんはやさしくて教え方が上手い。
謙虚で自分自身のことをよく知っている(こういう人は少ないのだ)素敵な人だ。
僕自身、体が硬く、上達するにはすごく時間がかかるだろうが、体の感覚というものはかなり分かるようになってきたと思う。
とにかく、気長に続けよう。
夕食後、メールをチェックしていて、うれしいニュースがあった。
来年の1月に山元さんと浜松の小林さんと再会できることになった。
今から楽しみだ。
さあ、明日締切りの原稿を書かなければ・・・・・。