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今日は昼から能を見に、国立能楽堂に行く。

蝋燭能で、「夢浮橋」という瀬戸内寂聴原作の新作能だ。

梅若六郎らが出演。

能を見るのは本当に久しぶり、というか学生時代に分けもわからずに見て以来である。

能は、情念を残して死んでいった人が亡霊となって現われてその思いを語るわけであるが、今日の舞台では、幽玄の世界がひじょうに上手く演じられていた。

蝋燭の光が効果的で、役者たちも当代一流の人ばかりで、舞台に立つ姿はまさしく亡霊そのものであった。

さあ、年賀状の続きをしなければ・・・・。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。