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僕の持病は片付けられない病と方向音痴

年賀状がやっと出来あがった。

出来あがってほっとしている。

元来ものぐさな僕はいつも出すのが遅れる。

ここのところ忙しいとさぼっていた後片付けをそろそろ始めなければ・・・・、と思うが、片付けは僕のもっとも苦手なところだ。

僕の片付けられない病と方向音痴はそうとうに重症だ。

妻は、きちんと片付けなくてもすむように、置き場所を工夫したり、整理しやすいようにいろいろな工夫をしてくれている。

彼女の整理能力は天才的である。

しかし、僕の片付け出来ない病もそれに輪をかけて狂人的(?)であるので、よく怒られる。

方向音痴も重症だ。

よく妻と京都、奈良に車で旅行に行くが、妻が優秀なナビゲーターでなければ、とても車では行けない。

人は実に多面性を有している。

優れた才能があれば、それ相応の欠落した部分が必ずある。

平均的に出来る人は欠点もないかわりに、秀でたものもあまりない。

ここが重要なのだ。

親は平均的人間を求める。

すると、子どもの欠落した部分を攻め立てる。

しかし、その欠落した裏側に必ず優れた部分があるのだ。

優れた部分を伸ばしてあげるのが、親や教師の役割だと思う。

あの手この手を使って片付けをさせようとする妻に、僕は「悪い面は、良い面の裏返しだ!」と開き直って逃げ回っている。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。