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サファリ日記 2002年9月9日

ナクル湖を7時に出発。

1時過ぎにサンブール・セレナロッジに到着。

いつ来てもサンブールは暑くて乾燥している。

マサイマラが1700前後あるのに対し、ここは標高が1000m前後と低いからだ。

途中悪路をかなり飛ばしたので、着いた時には体はガタガタだ。

午後のサファリは4時から。

情報では、チーターの2~3ヶ月の子供がいるらしい。

しかし、ここはオフロードできないので、撮れる可能性は少ない。

いくらいてもう撮れないのではしょうがないので、チーターに関しては乗り気でない。

ドライバーに、「今日はチーターは狙わずに、まずはヒョウを狙う」と指示。川岸に沿って探索する。

ここはヒョウを見れる可能性の高い保護区で、3泊すると数回はヒョウが見れることが多い(僕の経験では)。

まずは、ライオンが1頭、川の水を飲んでいるシーンに出くわす。

近距離からアップで撮影できた。

以前オリックスの子供を育てていた(珍しいので新聞にも載った)雌らしい。

彼女は自分の子どもを失った後、色の似たオリックスの子どもを育て始めた。しかし、最初の子どもは他のライオンに食べられてしまった。

その後再びオリックスの子どもを育てはじめたが、今度は「いずれ食べられてしまうだろう」と判断したレンジャーによって引き離された、と書かれていたように記憶している。

彼女はいつも群れから離れて1頭でいるようだ。

ちょっともの悲しい話し。

この先に生きていけるのかな・・・・、と心配になった。

その後は、ゲレヌクの家族の食事風景を撮ったくらい。

雄と雌、あるいは雌同士が並んで立って食べている(これがゲレヌクの特徴)ところなどを撮影。

しかし、それにしても今年のサンブールは極端に動物が少ない。

すごく乾燥しているので、川沿いに動物が集まっていても良いはずなのに・・・・。

たしかに、ここは良い時、悪い時がはっきりしている。

「今回ははずれかもしれない」と悪い予感がした。

おまけに、日没は狙うことが出来なかった。

この近くのイシオロ地区でソマリア難民との間で紛争がおこっているらしく、安全のために早く帰らなければならないらしい。

6時半にロッジに戻っていなければならないので、日没は狙えない。

ちょっと残念だが、まずは安全第一だ。