· 

「チョムスキー9.11」とセバスチャン・サルガド写真展

今日はサファリ日記はお休みです。

渋谷に映画「チョムスキー9.11」とセバスチャン・サルガド写真展

「EXODUS」を見に行った。

チョムスキーはマサチューセッツ工科大学教授で世界的言語学者。

彼は、世界最悪のテロ国家であるアメリカ(国際司法裁判所で唯一国際テロ活動を糾弾された国であり、国際法を守るべきだという安保理の決議を拒否した最悪の国)の非道を、アメリカ人でありながら正確な事実調査をもとに糾弾している。

アメリカのおこなっているテロ行為についてはいずれ書くつもりだが、ぜひ、この映画を見て、世界の報道がいかに操られたものであり、真実は別のところにあるのだ、ということを知ってもらいたい。

そして、チョムスキーの勇気ある表現活動に触れてほしいと思う。

アメリカのテロ行為、もしくはアメリカが支援している国がおこなうテロ行為(コロンビア、イスラエル、トルコなど)で実に多くの人が亡くなり、さらに多くの人が難民になって苦しんでいる事実を僕はほとんど知らなかった。

「もっと知らなければならない」と思った。

われわれも加害者の一人だからだ。

「知らない」、「反対をしない」というのも消極的加害者だと思う。

また、テロでなくても、一部の国(もちろん日本も入る)の繁栄のために多くの人が貧困にあえいでいる姿を見れば、やはり日本人の多くは今の世界の惨状の加害者の1人なのだろう。

テロや紛争による難民たち、そして地球上のごく一部の人(ほとんどの日本人も含まれる)の繁栄のために虐げられた生活を送っている残りの大多数の人たちを写し続けているのがセバスチャン・サルガドだ。

彼の写真も衝撃的だった。

われわれと同じ人間が、想像を絶する環境で生きている(あるいは死に瀕している、もしくは死んでいる)姿にショックを受けた。

けっして彼等が悪いわけではないのに・・・・・・・。

われわれが無意識に犯している罪を感じさせる写真展であり、恵まれた社会でのうのうと生きているわれわれがいったい何をしたら良いのか、を考えさせられた。

人間の持つ「善」と「悪」・・・・、だれしもがこの2つを内包しているのであるが、その「悪」が強く出ている今の地球で、われわれは何をしたら良いのだろうか。

今の社会情勢で、われわれがすぐに結果を出そうとするならば無力感を感じるだけかもしれないが、少しずつであれば、できることは「たくさんある」と確信した。

この2つの作品を、この日記を読んだ方々にもぜひ見てもらいたいと思ったので、以下に案内を書きます。

「チョムスキー9.11」は渋谷・ユーロスペースで上映中

(ただし午前10時50分から1回のみ、74分)

詳細はwww.eurospace.co.jpを参照してください。

今日は日曜日ということもあって、ぎりぎりに来た人は立ち見になっていました。座りたければ早めに行ってください。

セバスチャン・サルガド写真展「EXODUS」は渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム 10月20日まで

問い合わせは、03-5777-8600