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京都・花の撮影日記 3日目

今朝はまず蓮華寺へ向かう。

ここは小さくて風情のある寺だが、三脚が使えないことが判明したので、中には入らなかった。

京都・奈良の寺は、三脚禁止のところが多い。

カメラマンのマナーの悪さ故に、狭い所では三脚禁止になっても仕方がないとは思う。

しかし、花の撮影の場合は三脚がないと良い写真は難しいのである。

続いて、比叡山・延暦寺に向かった。

ここに行くのは、花の撮影ではなく、妻の希望だ。

僕にとって延暦寺は初めてだったので、話しの種にと思って根本中堂だけ行ってみたが、観光化されていて風情がない。

とにかく人が多くて嫌になった。

静かで風情のある寺なら行っても良いのだが、混んでいる観光寺には興味がないので、車に戻って本の企画書を書いていた。

比叡山を出たのは3時過ぎで、もう花の撮影は出来そうにない。

結局、今日は撮影しないで終わった。

明日の朝京都を出発する。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。