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「癒し」と「生きる」ことが繋がってきた

癒しブームである。

何でもかんでも癒しである。

それだけ、日本人はストレスがたまっているのだろう。

しかし、「癒し」とか、「癒す」とはどういうことだろうか。

あまりにも受動的で安易な「癒し」が横行しているように思う。

たしかに,「癒し」の幅は広いように思う。

僕の考える「癒し」には受動的癒しと能動的癒しがある。

受動的とは他人にしてもらう「癒し」である。

例えば、人にやさしくしてもらうと気持ち良くなる。

こういった時に癒されているに違いない。

しかし、ちょっと気持ちが良くなることをあまり癒し,癒しと言うのはどうかとも思う。

能動的癒しとは、自分でおこなう「癒し」である。

これには短期的効果のあるものと長期的効果のものがあるように思う。

短期的なものとして、例えば、良い音楽を聞く、映画を見て感動するなどがあげられる。

瞑想することや自然に親しむこともこれにあたるだろう。

この時、ストレス社会を生きるために着ていたよろいを脱ぎ捨て、本当の自分になっているはずだ。

すなわち、本当の自分になることが「癒しの本質」ではないだろうか。

とすると、長期的な「癒し」、とは本当の自分をみつけ、その自分を生きていることだと思う。

これこそが「真の癒し」のように思う。

こんなことを考えているうちに、「癒し」と「生きること」が繋がってきた。

僕の活動である医療と写真が繋がってきたように、この2つの活動を通して訴えたかったこと、すなわち「癒し」と「生きる」ということが繋がってきた。