· 

神々しい光には不思議な力があるのかも?

電車の中で本を読んでいたら、臨死体験のことが書かれていた。

臨死体験では、みなが同じようにきれいな光に包まれ、その光の中で満たされた至福の時を持つらしい。

その時、閃いたのである。

なぜ僕の写真を見て、多くの人が癒されるかが・・・・。

可愛いシーンやきれいなシーンが多いだけでは、決して人を癒すまでには至らないかもしれない。

僕が大好きで、その一瞬を捉えた朝夕の光の中に、臨死体験で見る光に似た光があるのではないだろうか?

その光を捉えた写真の前で忘我の状態となり、その中に魂が入り込んだ人が、その瞬間癒されていくのではないだろうか?

小さな写真集ではその力は弱いが、神々しい光を捉えた大きなパネルの前では1時間くらい立ち尽くす人がたしかにいる。

ある種の光には、「本当の自分に瞬時に引き戻させる力」があるのでは?とふと思ったのである。

その光を見たとき、なぜ人は神々しいと思ったり、敬虔な気持ちになったりするのであろうか?

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。