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ツアーのコンセプト

第1回のサファリツアーに参加した女性から写真絵本が送られてきた。

このファイルに入った手作り絵本は、会社員の彼女が自ら撮った写真を使って製作したものだ。

彼女は、僕のツアーに参加した後、友人と何度かケニアに行き、今年の夏はキベラというナイロビにあるスラムに行ったそうだ。

そのスラムの様子、そしてスラムの子供達が何でも無駄にせずに想像力豊かに遊び道具にする様子が描かれた素敵な絵本だ。

僕は絵本の素晴らしさ以上に、彼女がこれをスラムの子供達にプレゼントしたいという気持ちが尊いと思う。

彼女は自分の本当の人生を模索しはじめている。

そのきっかけとなったのは、感動に違いない。

初めはアフリカの大自然に、そしてそこで出会った人達に・・・・。

本をプレゼントした時、彼女は子供達に感動を与えることができるだろう。

それ以上に、自らが大きな感動を得、癒されていくことを実感していくはずだ。

そして、その感動がさらに彼女から本当の自分を引出していくのだろう。

楽しみだ。

彼女だけでなく、僕のツアーでアフリカに行った人たちが、独自の行動を始めている。

僕の持論は、「感動は次の行動を生む」である。

頭で考えてばかりいても何も変わらない。

感動が大切なのである。

今日のような報告を受けると、「ツアーをやっていて良かった」と心底思えるのだ。

僕のツアーのコンセプト、それは「感動を分かち合うこと」である。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。