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ケアする人のケア・日米フォーラム

昨日は、友人の写真家・大西靖さん夫婦が遊びに来て、午前2時まで話し込んでしまった。

彼にはへんな嫉妬心がないので(こういう人は少ないのだ)、素の自分で付き合える。

写真について対等に語れる唯一の友人だ。

今日は睡眠不足の眠い眼をこすりながら、「ケアする人のケア・日米フォーラム」に参加して、日米の芸術療法やケアする人のケアに取り組んでいる人達の発表を聞いた。

日本では積極的に取り組みをしている施設はまだわずかであるが、21世紀は心の時代、ケアの時代と言われている。

今後大切なテーマになるはずだ。

そして、ケアにおいては芸術の役割が大きな位置をしめるようになるであろう。

「今は人と人、人と自然、人とおおいなる存在(ある人は神と言う)との接点が絶ち切られつつあり、それを繋ぐのが芸術だ」と主催者の方が言っていたが、まさにその通りだと思う。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。