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久々にじっくり読書

最近、本を読む暇がなかったが、今日は久しぶりに読む時間があった。

そこで、知人の自然写真家・吉野信さんが中公新書から出した「アフリカを行く」を読んだ。

これは、吉野さんが東アフリカや南アフリカを訪れた時の様子を書いたものだが、読みやすく、写真も多かったので通勤の往復と昼休みで読んでしまった。

ザンビアの日本人ツアー客銃殺事件があった後なので、「しばらくは南部アフリカ行きはお預けかな?」と思っていたが、この本に刺激されて、「やはり行かなければ・・・・」という気になった。

まだまだアフリカのなかで行きたい所がたくさんある。

もう1冊「臓器移植 我、せずされず」(池田清彦著)も読み終えた(いつも同時進行で何冊か読む)。

さまざまな人が臓器移植の是非に対して意見をのべているが、この本はもっとも僕の考えに近く、興味深く読んだ。

世論であり、多角的に分析しているのだが、「是」とする人を論破できるとは思えなかった。

このレベルの論であれば、他人の死を待ち、その臓器をもらってまで生きたいのか、そこまでして生きたくないのか、という美意識の差と片付けられてしまう。

こういった判断は、哲学的、宗教的要素が強く、科学的ではない故に説得力が乏しい。

ただし、論破することは難しくても、人間の向かう方向性を考えれば、答えは見えてくるであろう。

あくまでも、欲を追及するのか、それとも歯止めを設けるのか。

僕は、欲望に歯止めをかけなければならない、という考えに賛成したい。