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看護学校での特別講演と感想文

午前中の外来を終えてから、神奈川県立看護専門学校に向かう。

特別講演で招待されているためである。

昨年、ここの先生方に講演したが、今度は「生徒に話してほしい」との依頼があった。

対象は1、2年生で、「自分らしく生きるー生命の輝きー」という題で1時間半の講演をおこなった。

いつも思うのだが、看護学生達の感性はすごい。

様々な年代の人たちに講演するが、もっとも素直に感動してくれるのは、彼女達(彼ら)のようだ。

それは、単純に年齢が若いというだけのことではなさそうに思う。

感性の優れた人達が集まっているのではないだろうか。

そういう人達が、看護の仕事につくことはとても期待が持てる気がする。

看護に大切なのは、知識ももちろんだが、それ以上に大切なのは、感性であり、やさしさだと思う。

彼女達(彼ら)がいつもでもこの感性を失わないでいてほしいと思った。

今回は、感想文をメールで送れる人はお願いします、と話したところ、何通かが来たので(午後11時現在)紹介させてもらうことにした。

感想文1

どんどん社会は進歩していくなか、何かが失われていると感じていました。医療は進歩しても人間の暖かさだけは必要不可欠と思います。そんな話を先生が話された時、先生の人柄と言うのか、感性と言うのか、先生の人間性や思いが写真を通して伝わって来ました。素晴らしく感動的で癒されると言う言葉がピッタリの写真でした。もうそこには動物達が生きていました。スライドではなく、生の写真、さらにはいつかサバンナに行ってみたい思いになりました。言葉や、文章では表現しきれない思いが、写真では伝えられるのですね。

感想文2

何より写真に感動しました。写真を見て涙が出そうになったり鳥肌が立ったり、幸せな気持ちになったりして、良いものに出会えたなと思います。私はこの一年、自分を見つめる事を意識してきました。それは嫌な所も沢山見えてきて、辛いことでもありましたが、そうすることで、今まで何がストレスを溜める原因だったかが分かり、それを直すように意識していくことができました。もちろんまだまだですが、自分が一番良いと思える状態で日々過ごせるようにしたいと思います。今日講演を聞いて、また改めてそう感じました。私は始めに看護師になろうと思ったのは、発展途上国へ行って看護がしたいと思ったことがきっかけでした。でも最近はそんなことは考えないようにしている感じで、現実的な事ばかりをこなしていました。でもやっぱりやりたいし、年を経てからでも活躍している人は沢山いるから、いつか私も叶えたいと思います。今日改めて思いました。今日は貴重な体験になりました

感想文3

今日の講義を聞き、自分は死んだら焼かないでもらおうと思いました。また、自分は人間であると考える前に生物であるということを心にとめておこうと思います。これまで本当の自分を隠さないようにと努力してきましたが凄く怖くてなかなかできませんでした。でも、これからは今までよりも出していけそうです。最後に私にはアフリカ人の彼氏がいるのでいつか彼と一緒にアフリカに行き、先生がアフリカに行って考えたり、感じたりしたように今度は自分で自分なりの思いや考えが深められたらと思います。

今日はありがとうございました。

感想文4

先生の写真すばらしかったです。考え方も好きです。先生の思いや考えが写真から感じられました。私はこれまで自然の摂理だと弱肉強食をいろいろな所で聞いてきました。その中で人は考える力があり、自ら進化したり、変化をもたらすということで強い立場にあるとか特別な存在なのだと習いました。先生が言うとおり進化には喪失がつきものです。人が楽になるためにどれだけ人は自然のサイクルをくるわせたのか、また、その代償が将来的には人類滅亡などという形で現れ、その後で共生の世界が新しいサイクルでできていくのかも…と思いました

感想文5

自分は空とか月とかを見るのがすごく好きです!写真を見ていて景色の素晴らしさに胸がキュンとしました。先生が最後に言っていた゛感動する気持ち゛本当に大切なことだと思います!いつまでもその気持ち忘れないでいたいと思いました。今日はありがとうございました!!

感想文6

今日の先生のお話と写真から感じるものがとても大きかったです。今まで実習をしてきてつらいことの方が大きいかもしれませんが、患者さんが今を生きている時間を共に過ごすことができて援助させて頂けることはすごいことだなと思いました。私もアフリカに行って生きることや死について感じたり考えを深めて感動したいなぁ~と思いました。うまく言葉に表せませんが私の心の中に「生きる」ということがキラキラしています。先生今日は素敵な写真、感動をありがとうございました。このメールで私のこの感動が先生に伝わりますように。

感想文7

価値観が多様化し、何が正論で何が異論なのか、境界が難しくなりつつある時代ではありますが、やはり人間としての大切な基本、また自然界を崩してしまっている人間だからこそしなければならないことを、改めて考えさせられました。特に人間の生と死を守る看護師に就く私にとって、患者さん1人1人の輝かしい死、輝かしい生について理解しておくことは大切で、医療従事者として身が引締められました。卒業前にこのような先生の講演をきくことができて本当に良かったと思います。 悲しいことに大人になるにつれて、感動することが減ってくるように思いますが、今日は自分の心が動かされるのを実感しました。写真集買ってしまいそうです!!写真に愛情があふれていて、先生のような医師のもとで、看護師として働きたいという意見も多かったです。 最後に、人前で話すことが苦手とおっしゃっていらっしゃいましたが、話し、スライド文章とも分かりやすく、1時間30分があっという間でした。

どうもありがとうございました