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緊急内視鏡

1年のうちそう何度もあるわけではないが、緊急内視鏡が入ったためにすぐに帰れないことがある。

今日はその緊急内視鏡が入った。

2日前に内視鏡的にポリープを切除した患者さんが出血したのだ。

透析患者で、血圧が下がり気味との情報だったので、全員が帰らずに待機していた。

前処置といって、腸の洗浄に時間がかかり、待たされること3時間。

19時から検査が始まった。

無事止血ができて(止まらないということはほとんどない)、20時前に終了した。

こういった時、うちの病院のドクターは誰も帰らずに、不測の事態が起きても対応できるように一致協力して処置にあたる。

これは決まりになっているわけではないのだが、誰も帰ろうとしない。

このへんのチームワークの良さが、働きやすい理由の一つでもある。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。