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今年の臨床のテーマ

今日は初仕事。

今年の臨床におけるテーマは、「聴く」ということ、そして「共感すること」。

今までも、患者さんの話しを良く聴いていたが、僕がしゃべるほうも多かった。

力がはいると、講演のようになってしまうこともあった。

(ちょっと自分の話しに酔っているところが、欠点なのだ)

今年は、話しすぎることを控えて、もっと「聴く」こと、「共感すること」にウェイトを置いてみたいと思っている。

自己主張を控えれば、自分自身が様々な症状を体験し、その都度分析してきたから、もっと「共感すること」は出来るだろう。

限られた外来時間内で、「聴く」ということは難しいが、それに挑戦しようと思っている(しゃべり始めたら、制止しないかぎり延々と話す患者さんも時々いるのでなかなか難しい)。

今までのように熱く語ることとどれだけの差が出るのだろうか、ちょっと楽しみだ。

人によって使い分ける必要があるのだろうが、そのへんのこつを学んでいきたいと思っている。

今日のすべりだしは上々だった。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。