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サファリ日記 2月14日

今日も曇りで、日の出はまったく見えず。

7時半ころよりやっと光りが差す状態だ。

今日はムシアラに遠征する。

まずライオンのプライド(群れ)を発見。

大小様々な子供が14頭もいる!

みな相当空腹な様子で、元気がない。

子供がいて撮りたブッシュの外にいるいのだが、高い草が邪魔して撮れない。

仕方がないので、場所を移動してチーターを探すことにした。

このあたりには、小さな3頭の子供ずれのチーターがいるとの情報を得ていた。

すぐにチーターを2頭発見。

が、これは目的の親子ではなく、牡と雌のカップルのようだ。

2頭はすぐにブッシュに入ってしまったので、さらに周囲をサファリすることにした。

しばらくすると別のチーターを発見。

やっと見つけた。

子連れのチーターだ。

それも小さい。子供は生後2週間くらいで3頭いる。

やっとアドレナリンが出てきたのだが、草が高くて、手も足も出ない。

草丈は子供の3倍ほどある。

1時間半ほど待つが、周囲は広大な草原で草の低いところは無さそうである。

かわいい子供なのでぜひ撮りたかったが残念無念。

しばらくしてからもう一度チェックしようということで、場所を移動しているとブチハイエナの親子を発見した。

その場所には、成獣は1頭だけだったが、成長段階の違う子供たちが5頭いた。

一番小さな子供は真っ黒だが、少し育ったものはブチの模様が現われ始めている。

親子が接近しないので、子供同士遊ぶところを撮影する。

骨と遊んだり、じゃれあったりしたが、けっこうお腹一杯なのかいまいち活性は低くて、あまりよいシーンは撮れなかった。

その場所を離れ、移動していた時にライオンの牡がシマウマ6頭の群れを狙っているのを発見。

よくみると先ほど寝ていた大きな群れがシマウマを取り囲んでいる。

狩りか・・・・・・、とちょっとドキドキしたが、1頭の若いオスが焦って飛び出したために気付かれてしまい、あえなく失敗。

群れはその後すぐに移動を開始。

かなり陽が高いので、休む場所を探しているのだろう。

それにしても数が多い。

成獣が7頭、子供が14頭の大きなプライドだ。

それが列をなして歩いていく様は壮観だった。

けっこう長い距離を歩いてくれたので、前に回り込みながら撮りまくることができた。

このプライドは昨年の夏に見た時はまるまると太っていたが、今は見る影も無いほど痩せて、子供はあばら骨が浮き出ている。

今はヌーが移動してしまったために周辺にはいない。

だから、狩りの難しい時期なのだ。

相当空腹なので、周辺に獲物さえいれば狩りをするだろうに・・・・・。

だが残念なことに回りには獲物がまったく見えなかった。

しばらく行って、ブッシュに入って休み始めたので、追跡は終了した。

きっと夜中にでも移動して、群れ全体に肉を供給できるような大きなバッファローを狙うのであろう。

そろそろロッジに戻る時間だ。

最後に空港のわきの池でカバを撮って帰路につく。

この池は一面に水草が敷き詰められているので、カバが顔を出すとカバの頭に水草が乗ってとてもユーモラスだった。

午後は4時から夕方のサファリ。

いきなり、ジャッカルが2頭でトムソンガゼルの生まれたばかりの子供をしとめ、肉を奪い合っているシーンを撮影。

こういうシーンは撮れそうで撮れない。

後はチーター2匹昨日見た親子が寝ているのを発見。

日没とチーターをねらってしばらく待つ。

が、日没もダメ、チーターも寝たままだった。

今日はこのロッジに泊まる最後の日。

明日は同じマサイマラの北東にあるフィグツリーキャンプに移る。

早く天候が回復して欲しい。