· 

サファリ日記 2月15日

今日はフィグツリーキャンプに移る。

フィグツリーキャンプはマサイマラの北東にあり、高級ではないが、周辺に動物が多いので、僕はよく利用している。

移動の前、6時15分から9時半までボヤジャー周辺をサファリ。

チーターを探すが、結局見つからなかった。

しかし、今回のアフリカで初めて日の出が見れた。

地平線からでたものでなく、高い丘から出た太陽だったが・・・・・。

それでも初めての太陽に気分がなんとなく高揚してくる。

一応ライオンと日の出を撮ったが、光が強過ぎて写真にはならないだろう。

その後しばらく光の状態が良かったのだが、いかんせんこの辺りには動物がいないために撮影にならなかった。

アルビノ(白子)のトムソンガゼル、コブガモ(上くちばしが瘤状になっている)を初めて見た。

一応記録写真を撮ったが、あくまでも記録程度。

まったく低調のサファリが続くが、天気はやや回復傾向なのは期待が持てる。

10時半にボヤジャーロッジを出て、フィグツリーキャンプに向かう。

1時過ぎに到着した。

午後のサファリは3時半から。

ムシアラまで約50分かけて遠征する。

チーターの子供を探す予定だ。

途中、岩盤で囲まれた浅い川を2つ渡るのだが、そこでシュモクドリが流れをじっと見つめているのを発見。

魚を捕まえようとしているのは明白だ。

しばらく見ていると、すごいスピードでくちばしを流れにさし込んでいる。

こんなに流れが速いのによく捕まえられるのか?と思っていたが、いとも簡単にゲットする。

魚を捕まえてクチバシにくわえているシーンを撮影できて満足。

その後、チーター親子を探しに行く。

会う車毎に聞くのだが、今日はだれも親子を見ていない様子。

だが、僕のドライバーはこういった時に優れた能力を発揮する。

1時間ほど探して親子を発見した。

相変わらず草の高い所にいる。

草は子供の3倍ほどの高さがあるので、まったく撮影できない。

所々に木がはえていてその下には草はないのだが、そういった所にもチーターは寄り付かない。

まだ子供が小さいので危険を避けるために、しばらくはこの草の高い所にいるだろう。

未熟なチーターの母親は、早くに草の低いところに出してしまい、ハイエナやライオンに見つかって子供が殺されることが多いのだが、この母親はとても利口なので大丈夫だろう。

子育て上手な母親だ。

もしかしたらクイーン(子育て上手だった美しいチーター)の娘かもしれない。

撮影は出来ないが、これはこれで良いのだ、と最近では思えるようになってきた。余裕が出来てきたのだろう。

親子は、しばらく歩いては休み、その都度子供たちは親にまとわりつきお乳を飲んだりしている。

母親が横になるとそこだけ草が倒されるが、その周囲は360度草が邪魔をする。

ものすごくかわいい子供なのでなんとか撮りたいのだがどうしようもない。

草が風で揺れる瞬間のスペースから数枚撮影。

良い写真は無理だが、記録にはなるだろう。

そうこうしているうちに車が寄って来て周りを取り囲み始めたので、場所を移動することにした。

比較的近い所にサイが2頭いるらしいという情報が入ってきたので行ってみることにしたが、草が高いうえに、サイは寝ているらしく発見はできなかった。

そうこうしているうちに空が真っ黒になってきた。

ボヤジャーの方(昨日まで泊まっていた所)は相当降っている様子だ。

途中でものすごい豪雨になり、道が川のような状態になってきた。

なんとか、スタックせずに無事にロッジにたどり着けた。

これで天気が変わってくれるはずだ。

明日に期待しよう。