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謝恩会

慈恵医大・看護学科の謝恩会に呼ばれたので出席した。

行事が嫌いな僕にとっては、このような行事に参加するのは珍しいことだ。

先日、自宅に謝恩会の委員の一人から電話が入り、「ぜひ謝恩会に出席して欲しい」と熱心に誘われた。

慈恵医大をやめて4年が経過し、看護学科で講演したのも3年前のことなので、「なぜ招待なのか」と思ったが、生徒さんたちが僕の「いのち」についての講演を覚えていてくれて、ぜひ呼びたいと思ってくれたらしい。

とても嬉しいことであり、また、幹事の人の熱意が伝わり、出席することにしたのである(人を動かすのは、言葉ではなく、想いなのだ)。

また、謝恩会の席上で卒業の記念品として僕の写真を贈りたいとの申し出もあった。

これも光栄なことなので、引き受けることにした。

僕が会場で大伸ばしの写真にサインをして、それを卒業生が大学側(学長)に進呈した。

学長が、僕の活動に対して、「誇りに思う」と言ってくださったので、社交辞令と思いつつも、ちょっぴり嬉しかった。

僕の写真が癒しの環境作りに役立てば嬉しいかぎりだ。 

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。