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今日の外来で思ったこと

今日の外来は異常に混んでいた。

4月からの医療費改正の前に駆け込みで検査の予約をとろうとする人が多かったためだろう。

通常の1.5倍の人数で、目が回るような忙しさだった。

あまりにも人数が多いと、口調も厳しくなり、患者さんに威圧感を与えているな・・・、と思う。

「これではいけない」とボヤキながらひたすらこなしていたが、まあこんなことが続くわけではない。

1週間すれば前のペースに戻るだろう。

今日も大学病院で検査したが、説明が足りなくて、不信感を持ったために転院してきた人がいた。

最近そういう人がわりと目立つ。

大学病院の激務の中では、たしかに説明している時間がないのはうなずける。

言い訳は許されないのかもしれないが、午前中に40人を診て、午後から検査なんてざらだと思う。

大学病院といっても、どこも人手不足なのである。

高度先進医療になればなるほど医師のやることは増え、細分化されることでひとつの分野の医者の数は減る。

このように、ますます忙しくなるなかで、「癒しの医療」なんて夢なのだろう。

進歩を求めるあまり、大切なものを失っているのが現代医療だと思う。

どこまで今の形の進歩を求めるのだろうか?