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写真集の第1回目の打ち合わせ

今日は6月に出す写真集の第1回目の打ち合わせ。

構成をしてくださる三村淳さんのお宅に編集担当のPHPの森本さんとうかがった。

まずは版型とカバーの相談から始まった。

版型は予定通りだったが、カバーはソフトから三村さんの薦めでハードカバーにすることになりそうだ。

三村さんが構成した何冊かの写真集を見せてもらったが、確かに見栄えが全然違う。

値段は2200円に決まっているので、多少ページを減らしてもハードカバーにすることになった。

続いて、僕が今回の本のコンセプトについて話す。

今回の本は、僕がサバンナで空と大地と光、そして生きとし生けるものすべてとの一体感を感じ、深く感動した瞬間の写真を中心(これがもっとも人を癒すと信じている)に愛を感じさせる写真を加え、心が疲れた時、病んだ時に見て、癒され、元気になってもらいたい、というのがコンセプト。

さらに、これらの写真には生命の本質に気づかせる力があると信じているので、生命の連鎖が分断された現代社会において、多くの人が生命の本当の意味を思い出す(多くの人は忘れている。医者さえも・・・・・)きっかけになれば、と思っていると話した。

森本さんにはこの内容を伝えてあり、彼もそのコンセプトに賛成してくれていた。

が、三村さんはこの業界の第一人者。

「それじゃダメだ」と言われたらどうしようと思っていたが、理解してくださったようでひと安心。

一通り用意してあったスライドを見てもらいながら、様々な話しをした。

三村さんと僕で、これからの自然写真の方向性や生命観など考え方が非常に近いことが分かり、ホッとすると同時に自分の考えで良かったのだと自信が湧いてきた。

「今まで誰も作っていなかった新しいタイプの本を作ろう」と言ってくださった時は、正直とても嬉しかった。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。