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歩くこと

横浜に引っ越したので、通勤時間が短くなった。

以前は1時間10分かかっていたが、今は電車を使えば20分。

歩ける距離なので、この1週間は歩いて通っている。

早足で片道ちょうど30分。

たかだか1週間続けただけだが、歩くのが苦にならなくなってきた。

むしろ歩かないとなんとなく落ち着かない。

今日は運動がてら関内まで歩いてみた。

かなり早足で歩いて50分。

ちょうど良い運動になったが、たかだか距離は5kmぐらいのものだろう。

僕が歩く気になったのは、家内が今「歩き遍路」の途中で、毎日30km近くを歩いているからだ。

出発してもうすぐ1週間。

今疲れのピークのようだが、男性と同じ以上のペースで頑張っているらしい。

1ヶ月前は体調を崩して家事もできずに寝たり起きたりの生活だったのに、いつも彼女の頑張りには頭が下がる。

予定通り、明日から高知県に入るそうだ。

家内が戻ってきたら、僕たちのライフスタイルは今まで以上に“歩くこと”が多くなるだろう。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。