今日は朝から身体中が凝っている感じがしていた。
病院にいくまではそれだけだったが、いざ仕事に入るとどうも集中力に欠けているのに気付いた。
慣れた仕事なので、ミスをすることはないが、珍しく点滴が1回で入らなかったり、患者さんへの説明が僕らしくなく時々しどろもどろになった(他人が気付かない程度だが)。
自律神経が少し不安定になっているし、考えがすごく弱気で後ろ向きにもなっている。
風邪の前兆とはちょっと違う。
運動不足とコンピューターの前で仕事をし過ぎたせいかもしれないが、あきらかにバイオリズムが下降線に入っているようだ。
そういえば、おとといも今日より軽いが、似た兆候があった。
こういう時は、その状態を認めることである。
そのうえで、慎重に対応することが大切。
無理を重ねれば、さらに悪化する。
昼休みは仕事をせずに十分昼寝をして、午後は少し回復してきた。
帰りもだるかったが、歩かなければということで、1時間歩いてから帰宅。
汗を流し、ゆっくり入浴して、栄養のバランスを考えた食事をしたころから、調子は上がってきた。
以前から、講演でうまくいくときと、ぜんぜんだめなときがあった。
講演のときは自信過剰くらいのときのほうが良い。
今日の調子でやったら、まったく盛り上がらないだろう。
なぜだろうと思っていたが、きっとバイオリズムによるのだろう。
その状態によって、体調だけでなく精神状態がかなり違う。
遍路中の家内と話したが、家内もそれを感じているという。
数日前はよかったが、今日は肉体的にも精神的にもつらくてしょうがないらしい。
しかし、低調のときは必ず過ぎていく。
逆らわずに、その状態を認めて、じっくり待てばよい、という心境になってきたことは、進歩だと思っている。
まだ自分自身のバイオリズムの大きな流れをつかんでいないので、これからの課題だと思っている。
しかし、明日は講演がある。
それまでに回復しているだろうか?