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歩き遍路体験記2

今日は朝4時起きで5時に出発。

まずは山の中腹にある三角寺まで行く。

昨日のように平地ではなく、登り坂が続く。

左足が痛むが、歩けないほどではない。

家内は何度もまめをつぶし、耐え難いほどの筋肉痛にも負けずに頑張っているので、こちらも弱音ははけない。

通常は宿から2時間のコースであるが、2人ともペースが速く、1時間30分で着いてしまった。

二人でお参りし、次の雲辺寺に向かうが、途中でぼくはバスに乗って引き返さなければならない。

先にいくとバスが通っていないために、今日中に帰れなくなるからだ。

「無理をしないように」と話し、バス停で別れた。

雲辺寺は最後の難所だそうで、急斜面を登り、次の宿泊地まで行くのに相当かかるらしい。

よほど体力のある人でないと1日で三角寺、雲辺寺をまわりその後の山越えはしないそうだが、電話をかけると、いとも簡単に、通常のペースより2時間近く早く目的地に到着したらしい。

早く着きすぎたので、さらに先に行くとのこと。

男でも40日かかる「通しうち」を家内は31日で終えそうだ。

長かった家内の四国巡礼お遍路の旅もあと4~5日で終わる。

 

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。