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不思議な出来事

妻が四国一周1400kmを一人で歩いてきた。

そのお遍路中の不思議な話。

初日、第一番札所でお参り後歩いていると、ツバメの死骸を見つけたそうだ。

いったんは行き過ぎたが、なにかひっかかりを覚えて引き返し、近くの畑まで行き、その死骸を埋めたそうだ。

そのとき、家内はお大師様に試されている、と思ったそうだ。

その話を実の母親に夜電話で伝えた。

翌朝突然妻の携帯に母から電話がかかってきて、今、ツバメが窓から家の中に入ってきたという。

昨日の、今日なので、2人とも本当にびっくりしたという。

妻は今までツバメの死骸を見たこともなければ、実家にツバメが入ってきたこともなかったという。

だいたいツバメは軒下に巣は作るが、目が良いので、危険な人家の中には入ってこないものだ。

このとき妻は、お大師様に守られているので、道中無事であることを確信したらしい。

僕もこの話を聞いて、「この旅はもう大丈夫」と思った。

こういった不思議なことが僕らの周りで時々おこる。

ただの偶然、と思う人が多いかもしれない。

しかし、これでも偶然と言えるだろうか。

家内のお遍路が終わり、徳島に戻る途中、もういちどツバメの墓におまいりに行った。

その墓に行く途中歩いていると、実家から携帯に電話があり、再び実家の部屋の中にツバメが入ってきたとのこと。

当然、この2度の間にツバメが家に入ってきたことはないし、その後もない。

こういったことが僕らの間では、決して不思議ではなく、「やっぱりそうだよね・・・・・」という感覚で話しあえる。

僕は、すべてが「大いなる存在」に動かされ、その存在が僕らのやることなすことをすべて感知しているような気がしている。

そして、時々象徴的な出来事を通して何かのメッセージが伝わってくる。

そのメッセージは、信じない人には感知できないが、鋭敏で信じる人には伝わってくる。

こういう出来事が何度かおこると、どこかで「大いなる存在」とつながっているように思えてくる。

その存在をある人は神(擬人化された神ではない)、ある人は創造主、またある人は阿弥陀様と言い、筑波大学名誉教授の村上和雄氏は something great と言っている。

現代の科学では解明できないものだが、感性のするどい人にはその存在が感じられる。

解明できないからといって信じないという人も多いが、アインシュタインを含め超一流の科学者でさえ最終的にその存在を信じるようになっているようだ。