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新しい写真集の評価

昼から友人の中井さんに新しい写真集の見本を見てもらった。

彼女はフランス語の教授をしているが、感性抜群なだけでなく、「よくこんな細かなところまで見ているな」と感心させられるほどの眼力を持っている。

感性と理性がうまく調和されている稀有な人だ。

写真を見せるたびに、僕の気付いていないところをいくつも指摘してくれるので、見てもらうのをとても楽しみにしている。

妻と同様に大切なアドバイザーの一人である。

彼女には、以前写真集の候補写真を見せ、製作過程についてある程度のことを話してあった。

そしていくつかの点で(表紙の写真を含め)、彼女自身のなかで異論があったようなので、どんな反応が返ってくるだろうかと、少し気になっていた。

まずは、異論があった表紙を見せたが、実物を見た第一声が「素晴らしい」だった。

最初はタイトルと写真がマッチしていないと言っていたが(僕も出来る前はそう思っていた)、実物は違っていたようだ。

僕もはじめは地味すぎると思っていたが、今では上品で不思議な味わいがかもし出されていると思っている。

これが、構成をしてくれた三村淳さんの「三村マジック」なのだろう。

そして最後まで見終わった時に、涙を流しながら「素晴らしい」と言ってくれたのは本当に嬉しかった。

文章が下手な僕には、「写真と文章がひじょうにマッチしている」との言葉はとても嬉しく、勇気付けられた。

自分で自分の本の評価は難しいが、今までの本に比べると満足度が格段に高い。

また、見てくれた全員が良い評価をしてくれるので、この写真集はきっといけるだろう、と思えるようになってきた。

とにかく発売が待ち遠しい。

頑張って売り込まなければ・・・・・・。