昼から横浜のホテルで行われた松島病院・院長就任式に出席した。
今度新院長になられたのは、現理事長の息子の松島誠先生。
松島病院は肛門科としては全国に名が通った専門病院で、横浜地区だけでなく全国から患者さんが集まってくる。
僕の勤務している松島クリニックは松島病院の関連施設で、内視鏡とくに大腸内視鏡を専門にしている。
肛門疾患で受診した患者さんが肛門は良くなっても、数年後に大腸癌で亡くなることが稀ではなかったので、現理事長が内視鏡検査の重要性を感じ、松島クリニックを創設したのが昭和62年であった。
以後年々患者さんの数は増え、今では年間14000件以上の大腸内視鏡検査をこなし、その症例数は全国一である。
第二位の国立がんセンターの2倍近くの症例数をこなしている。
苦痛の少ない、安全な検査を目指し、そのレベルはトップクラスにある。
大学病院や市立病院で検査を受け、苦痛が強かったので、松島クリニックに移ってきた、という人も多い。
患者さんの増加に対応するために、横浜ランドマークタワーに松島ランドマークタワークリニックを作ったのが平成5年。
この3施設で松島グループを形成している。
今日はそのスタッフが勢ぞろいした盛大な院長就任式だった。
会の前に、理事長や理事から先日おこなったけいゆう病院での講演がひじょうに良かったとのお褒めの言葉をいただいた。
ここでは、自分の専門性をいかした医療ができるだけでなく、思うような医療が許されている。
さらに写真活動も皆が応援してくれている。
本当に僕は恵まれている、と思う。