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日野原先生からの手紙

病院が終わってから、横浜市立図書館に寄り、8時頃に帰宅すると、日野原重明先生からの手紙が届いていた。

日野原先生は聖路加病院の名誉院長で、いまや時の人である。

90歳の越えた高齢にもかかわらず、次々と本を出版するベストセラー作家である。

また、音楽療法や癒しの環境作りにも造詣の深く、そういった関係の研究会に深く関与されている。

いのちの表現活動もなさっている。

僕もいのちや癒しの環境作りに興味があるので、写真集「Love Letter」を送ったところ、直筆の礼状をいただいた。

手紙には、「ますますこの方向に技を磨かれ、いのちと癒しのアートを発展させることを期待しています」と書かれてあった。

お忙しい方なのに、直筆の手紙をいただき、とても感激したのである。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。