映画「氷海の伝説」を見にいった。
イヌイットに伝わる伝説をモチーフに作った映画で、カンヌ映画祭で新人監督賞をとった作品だ。
3時間の長編にもかかわらず飽きはしなかった。
だが、なぜこれが感動作なのか僕には理解できなかった。
たしかに、イヌイットの口承文学を映画化した点では画期的なのかもしれない。
イヌイットの文化や慣習、思想などが忠実に伝わってきたようには思う。
これを見て、僕はイヌイットの文化を美化しすぎていたことも分かった。
だが、それ以外に内容的にはあまりないような気がした。