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辛いことは忘れ、喜びは忘れない

今日は2時から田町にある旅行会社・道祖神でツアー説明会をおこなう。

参加する7人のうち5人、参加する小学生のおかあさんと兄弟、僕ら夫婦と道祖神の築地さんらが参加。

3時間弱、ツアーの日程、持ち物、サファリや撮影について説明した。

毎回そうだが、アフリカ旅行はなんらかのトラブルが発生する。

場所が場所なだけに、ある程度はしょうがないのだが、とてもスリリングというか、ストレスフルというか、たいへんである。

それをひとつずつ乗り切りながら、旅を遂行していくのは、経験と忍耐力が必要になる。

大分鍛えられたので、ちょっとやそっとのことでは動じなくなったが、旅行会社の人はたいへんだと思う。

今回もいきなり、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空(関西国際空港~ドバイ~ナイロビ)が一度入れたはずの予約を突然キャンセルしてきた(日本では考えられないことが起きるのだ!)。

焦った築地さんが最大限の努力をしてくれているが、まだ全員の席が確保できず、一部の人は他の便で行かねければならないかもしれない。

こんな信じられないことが実際おきる。

オーバーブッキング、車の故障、スーツケースが出てこない、きちんと予約が入っていなかった等、いろいろなことがおきるのがアフリカの旅。

家内と二人で行くのなら多少のトラブルはかまわない。

が、楽しみで胸を膨らませていくツアーの人たちのことを考えると、トラブルのないように・・・・、といつも思う。

しかし、必ずなんらかの事件が起こる。

その度に「たいへんだからもうツアーはやめよう」と思う。

僕にとって、あまりにも精神的ストレス、時間的ロスが多い。

しかし、それを乗り切り、みなさんの「楽しかった。行けて良かった。また行きたい」という言葉を聞き、現地で喜んでいる顔を見ると、毎回「またやらねば・・・・・」と思うのだった。

人間は辛いことは忘れ、喜びは忘れないように出来ている。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。