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植物がいきいきと育つ

茅ヶ崎にある家内の実家に行く。

アフリカ出発前だから、一度実家に顔見せに行くのが主たる目的だった。

また、アフリカに行っている間に家の小さな小さな鉢植え(これから大きく育てようと思っている)の面倒を実家で見てもらうために運ぶことも目的だった。

家内の実家は植物に溢れている。

いつもきれいな花が咲き、観葉植物もイキイキと育っている。

シュロチクは15年も生きているそうだ。

僕らの前の住まいは植物がすぐに死ぬと依然書いたが、今度の家はそんなことはない。

しかし、家内の実家の植物ほどたくましくは育たないような気がする。

家内の実家に行くと、植物たちが「生きてるぞ」と自己主張しながら気を発しているのが僕にはわかる。

家内は「夜になると植物が踊り出す」と奇妙なことを言うが、それもなんとなく分かる気がする。

植物に対する愛情の注ぎ方が違うのかもしれないが、それ以前にその場所が持っている場の力のようなものの差を感じる。

きっと、家の植物たちもさらに元気になって返ってくるのだろう。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。