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サファリ日記2003年8月 ツアー編 2

8月23日
朝6時半に朝食をすませ、一部体調不良で休む人を除いてサファリに出発した。
今日行くサンブルは遠いために、早めにナクルを出発したいのだが、昨日の天候が悪くサファリがイマイチだったこと、そしてフラミンゴは朝の光のほうが良いということもあり、2時間ほどサファリをしてからサンブルに向かうことになった。
定番のフラミンゴの群れやシロサイを見てからロッジに向かう途中、道からわずかに入ったところに1台の車が止まっていた。
どうもヒョウらしい。
昨日は暗くて光がなかったが今日は光は十分にあり、期待できる。
その場所に行ってみて驚いた。
ヒョウはヒョウでも親子だった。
高い木の上には母親が寝そべり、低い部分の幹に5カ月ほどの子供が1頭いた。
子供の顔がごついことからするときっと雄だろう。
ナクルでヒョウの親子を見るなんて初めてだ。
今回のツアーのうち6人はアフリカが初めて。
僕がはじめてヒョウの親子を見るまでに10年以上かかっているのに、
初めてのアフリカでヒョウの親子を見るなんて・・・・・。
本当についている。
が、時間がないためにねばることができず、いったんロッジに戻り、荷物を積み込んで出発することにした。
この場所はゲートに向かう道沿いなので、サンブルに向かう途中にもう一度チェックした。
というのは、何人かが体調不良でサファリを休んだために、彼らにもヒョウの親子をひと目見せたかったからである。
再びこの場所に着いた時、親子はすでにいなかった。
どうも2匹は木から降りて、下で何かを食べているようだった。
よく見ると、ブッシュの中にインパラのつのが見えた。
いったいいつ狩りをしたのだろうか。
じっくり見ていたかったが、とにかく時間がないので、サファリはそこで終わりにしてサンブールに向けて出発した。
サファリで2時間オーバーしたのと、車の故障もあり、3時間あまり着くのがおくれ、公園のゲートに着いたのは日没後ですでに暗くなっていた。
ナイトサファリのように暗いなかを車を飛ばしてロッジに着いたのは7時半だった。
元気な人は、ゲートを過ぎてからゾウを見た、ダチョウを見たといって大騒ぎだったが、その他の人はちょっと疲れ気味。
長い道中お疲れさまでした。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。