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サファリ日記2003年8月 ツアー編 4、5

今日は2日分のサファリ日記を入れます。

8月25日

朝1時間ほどサファリをしてからゲートに向かう。

今日もヒョウとチーターは見れず。

今回のサンブルはイマイチだった。

これから行くナイバシャ湖は遠い。

長距離の移動をしてリフトバレーロッジに着いたのは5時近くだった。

時間があればボートサファリも考慮していたが、時間が遅くなったのと、天気が悪かったので断念した。

何度もナイバシャ湖に来ているが、こんなに雨が降ったのは初めてだ。

やはり異常気象の影響なのだろう。

今日は時間の余裕があるので、写真の撮り方教室を開いた。

それにしてもこのロッジは崖の上に立てられ、眺めがよく、部屋の作りがゴージャズ。

すごく雰囲気があり、高級感もあり、みな満足したようだった。

さあ、明日からはマサイマラ。

どんな動物が見れるだろうか。

8月26日

朝食後マサイマラ国立保護区の外にあるボヤジャーロッジに向かう。

通常なら6時間ほどで着くはずだったが、連日の大雨の影響で道が最悪だったため、到着が遅れて着いたのは3時。

7時間半もかかってしまった。

ロッジ前の川も増水のため、通常の数倍の水量になっている。

通常は食堂の前にたくさんいるカバも流されて下流にいたり、入り江のようなところに避難していた。

休む間もなく4時からサファリすることに。

まだチーターを見ていないので、「早くみんなに見せたい」と少し焦りぎみになっている。

が、チーターが多いはずのこの付近に今はチータはいないらしい。

どうもおかしい・・・・・。

サファリは、7頭ほどのライオンの群れを見た程度で光も悪く、日没も雲が多くてパッとしなかった。

今のところ、移動に時間がかかりすぎたり、サファリのほうもイマイチで、あきらかに皆のテンションが落ち気味だ。

自然相手なのでどうしようもないが、ツアーを始めてから今までにこんなことはなかった。

あまり不調なので、こちらも少しピリピリしてくる。

この時点で、「今後ツアーはやめよう」と思っていた。

「感動を共有する」ことが目的のツアーだが、飛行機のキャンセルで皆さんに迷惑をかけたり、最近の異常気象でサファリにすごく波があったりで、皆さんを満足させ、感動してもらえる旅が出来るかどうか、自信がなくなってきたからだ。

しかし、「サバンナに裏切られたことはない」と言っている僕の信頼をこのサバンナはやはり裏切らなかった。

最後の最後でサファリが最高潮に達する大どんでん返しが起きるのである。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。