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サファリ日記2003年8月 パート2ー2

8月30日

久々に良い日の出だった。

今回初めて太陽がオレンジ色に染まり、とても美しかった。

日の出バックにシマウマを撮影後、チーターを探す。

が、目的の3頭の子連れチーターはなかなか見つからない。

光が良いのに惜しいと思いながら、チーターを探すのだが、いるのはヌーとトムソンガゼルばかり。

逆光でトムソンガゼルの子どもの集団を撮影。

これがなかなか良かった。

9時すぎにやっと2頭の大きな子連れのチーターを発見した。

蟻塚に昇って獲物を探しているが、近くに獲物となるガゼルはいない。

シマウマが寄ってきてさかんにチーターを眺めている。

シマウマは大きすぎて獲物にはならないのだ。

チーターたちは、ガゼルが近づくまで待つか、移動して探しに行くだろう。

チーターとともにその場で待つことにした。

2時間ほどたった頃、突然飛び起き、狩りの態勢に入るチーター。

よく見るとトムソンガゼルの群れが近づいてくる。

中に子どもがいる。

チーターには気付いてなく、よたよたとチーターの方に歩いてくるではないか。

もうこうなったら確実に捕まるだろう。

ゆっくり忍びよっていくチーター。

10mくらいに寄ったところで、一気に走り出し、あっという間に捕まえた。

捕まえたのはチーターの子どものほうだった。

それから狩りの練習が始まった。

2匹の子どもは何度も捕まえては放し、また捕まえる。

まだ、とどめのさしかたを知らないようだ。

首をきちんと絞めないので、すぐに子ガゼルは逃げだす。

最後に母親がとどめをさすかと思ったが、空腹なのか、子供のチーターはガゼルが生きているうちに食べ始めた。

メーメー鳴きながら食べられていく子供。

生きるために食べなければならないのはわかるが、残酷なシーンだった。

写真はアップで捕まえる寸前の写真が撮れたようだ。

午後は3時20分からサファリ。

午前中見たチーター親子を探す。

30分ほどでブッシュの中で休んでいるチーターを発見。

ゴロゴロしているだけで動く気配がないので、周辺をサファリすることにした。

しかし、しばらくは何も撮れなかった。

夕方になって、シマウマが数頭でじゃれあいながら走り回っているのを撮影。

頻回に後ろのシマウマを蹴る動作を繰り返していたのでシャッターを押すが、どうもタイミングが合わない。

ほとんど何も撮れないまま日没の時間が近づいてきた。

はじめ、日没とチーターを撮ろうと思っていたが、チーターのところに戻ると親子は寝ていて起きる気配がなかった。

そこで近くにいたシマウマと日没を撮ることにした。

今日は日没も良かった。

オレンジ色のまま、まったく雲に遮られることなしに、沈んでいく太陽。

日の出も日没も良いなんて、記憶にないくらい久しぶりのことだ。