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写真展まであと1日+サファリ日記2-9

今日は写真展の飾りつけ。

妻と二人で大荷物を抱えて4時前に新宿三井ビル1階のペンタックスフォーラムに行き、約4時間かけて展示した。

ペンタックスの皆さんや焼付けをしてくれた岩崎さんが手伝ってくれ、展示は順調に終了した。

写真集「ラブレター」の編集をしてくれた森本さん、僕のツアーの担当者の築地さんなどが応援に来てくれ、皆に支えられていることを実感。

森本さんや築地さんが写真を絶賛してくれたので、やっと僕の気合も入ってきた。

さあ、明日からが楽しみだ。

僕は9月26、27、28日、10月4、5、9日は一日いますが、残りの日は仕事が終わってからかけつけるので、着くのが6時頃になります。

家内は基本的にずっとつめているので、ご来場のさいは声をかけてください。

さて、ここからサファリ日記の続き

今日から阿部さん親子は別の場所に移動するので、朝お別れの挨拶を交わす。

6時出発の予定が、弁当が遅れたために6時15分出発になってしまった。

急いで出発して、日の出とヌーと狙う。

雲が多かったが、それなりの良い光で、写真としてはおもしろくなりそうだ。

昨日は、車で2時間ほどのキーコロック地方にいる比較的小さなチーターの子どもを狙うために遠征しようと言っていたが、ドライバーは昨日見たチーターの場所に向かっている。

「なぜ言った通りにしないのか」という言葉を飲み込み、もう一度彼の感にかけることにした。

7時半頃にチーターを発見した時、彼らはすでに狩りの態勢に入っていた。

アッという間に4頭のチーターはトムソンガゼルの子供を捕まえてしまった。

何度か捕まえては放し、という狩りの練習をしたので、今度は撮れたように思う。

しかし、捕まえたのは4頭の親子だったが、初めに見た時はたしか6頭?

いったいどうしたことだろうか?

4頭が食べている時に車を走らせ、残りの2頭をチェック。

「この2頭は昨日見た3頭のうちの2頭だろう」とドライバーは言う。

昨日見た時、残りの1頭はまったく動かず、病気のようだった。

ドライバーは「残りの1頭は死んでいるだろう」と言い、昨日チーターたちがいたブッシュをレンジャーとチェックし始めた。

レンジャーへは昨日彼が連絡していたらしい。

予想通り、1頭はブッシュの横の岩場で死んでいた。

「栄養状態も良く、ケガも傷もないので、おそらく毒蛇にやられたのだろう」というのが、ドライバーとレンジャーの見解だった。

そこで記録撮影をした後、再び4頭のチーターを追う。

すると突然4頭は走りだした。

「狩りか」と思ったが、向かうのは2頭のチーターの方向だった。

近づく2つの家族。

しばらく睨み合った後、けんかが始まった。

威嚇の声を出しながら、時々とっくみあいをしている。

以前友人の写真家大西さんにそのシーンを見せてもらったことがあるが、僕としては見るのは初めてだ。

写真に撮りたいが、周囲を車が取り囲んでしまったので撮るのが難しい。

やがて2組は10mほど離れて、おたがいに牽制し合っていた。

そのうち、そのうち4頭はチーターの死体が横たわっているところに向かっていった。

どうも喧嘩の原因は、2頭の方は死んだ子供のところに行きたかったらしく、4頭は4頭でそちらの方向に行きたくて鉢合わせしたようだった。

4頭はブッシュにたどり着くが、死体には気付いていない。

ドライバーは、「死体には気づいたら、死体とはわからずに攻撃をしかけるだろう」と言う。

そのシーンを撮ろうとじっと待っていたが、結局、その薮でさかんに匂いをかぐも死体には気付くことはなかった。

しばらく様子を見ていたレンジャーたちは、チーター4頭が移動しないので、車から降りて死体の所に行き、死体を車に積み込んで持っていってしまった。

死因などを詳しく調べるのだろう。

それにしてもチーターの死体やけんかといった貴重なシーンを見ることが出来てラッキーだった。

この一連のシーンを見ていたので、遠征の予定がこの地区に昼までいたことになる。

その後予定通りキーコロック地域に移動を開始。

途中、川を見たがヌーはほとんど集まっていなかったので、キーコロック地域に向かう。

そのうちチーターの雄を発見。

やはり今回はチーターについている。

しかし狙いはチーターの親子(母親と2ヶ月半くらいの子供3頭)。

こんなところでぐずぐずしていられない。

しかし、なかなか親子は見つからない。

探している最中にライッラクニシブッポウソウという美しい鳥の飛翔や、バッファローの大群を撮影。

この頃から雲が出てきた。

キーッコロックロッジの近くでは、猛毒の蛇・パファダーが道を横切っているのを発見。

この蛇は鈍重なので踏まない限り危険はないので、車のドアをあけてローアングルから撮影。

蛇が僕の30cm下をはっていったので、ちょっとヒヤッとした。

途中から雨が降り始め、チーター親子の姿も見られなかったのでセレナ地方に戻ることにした。

途中でサーバルを発見。

今回サーバルを見るのは3度目だが、いずれもシャイな個体でまったく撮影にならない。

前回のアフリカでは、信じられないようにサーバルが撮れたのがうそのように今回はまったく撮れない。

まあ、そんなものだろうと思い、深追いはしなかった。

なんといっても、今回はサーバルではなく、チーターにつきがあるから、チーターを狙うべきと考え、セレナ地区の4頭のチーターの所へ戻ることにした。

見つけた時、4頭はインパラの狩りに失敗したばかりらしく、のんびり休んでいた。

しばらく待つが狩りはしそうになかった。

日没の時、母親が蟻塚の上に乗って最高の状況だったが、あいにく今日は雲が多くて夕日はだめだった。

チーターと夕日はまたもやお預けになった。