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変化の兆し

昨晩はよく寝たので、今までの疲れもとれて完全復活。

病院の仕事も順調にこなし(今日はクリエイトと言えるような内容ではなかったが)、さあ写真展・・・・・といきたいところだったが、4時半から月に1度の院内・症例検討会があったために今回はじめて写真展に行けなかった。

今までなら「行きたい、行きたい」と思っただろうが、今回は自分なりにこの写真展の良かった点、反省点を明確に出来ていたので、「行けない日は休養日」くらいにしか思わなかった。

ただし、これは執着がとれたのとは違う。

今回のアフリカで「撮ることよりも旅を通して自分が成長していくことのほうがはるかに大切なのだ」と気付いたことと同じなのだ。

この写真展でも前半は、何人来たとか、どれだけ売れたとか、そんなことを気にしていたが、昨日くらいからふっと何かが落ちたような気がする。

そんな結果ではなく、僕が何かに気付き、変わっていけばよいのだ。

今までは、写真展が始まる頃には疲労性の軽いうつ状態(僕は疲れすぎるとうつ状態になる)になるほど入れ込んできた。

そのエネルギーが次の展覧会や写真集につながってきたが、もうそのやり方を卒業する時期が来ているだろう。

この変化は、僕の表現方法が変わっていく前兆かもしれない。

ただし、この形の写真展(どこまでも静けさや美しさを求める)が最終型のような気もしている。

それには、一度対極の世界に入り、また戻り、何度も両方の間で大きく振れながらこのかたちに戻ってくる、そんな感じになっていくだろう、そんな予感がしている。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。