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第27回 死の臨床研究会年次大会

昨日の外来は異常に混んでいた。

その外来中に突然「死の臨床研究会」の事務局の人から電話があった。

「昼休みにお会いしたいのですが・・・」との言葉に、山積みになったカルテをみて、「外来が終わるかどうかわからないのでお約束できません」と答えた。

が、その人の熱気のようなものを感じて、「なんとか時間を作ります。12時半に来てください」と答え直した。

外来が終わったのが12時20分。

ぎりぎり間にあった。

初めて会ったその方の依頼は「11月に徳島でおこなわれる第27回 死の臨床研究会年次大会のフィナーレに音楽を流すのだが、そのバックに先生のスライドを映写したい」というものだった。

その研究会の存在は知っていたが、参加したことはなかった。

僕は組織に属するのがあまり好きではないからだ。

しかしパンフレットを見て驚いた。

特別講演が瀬戸内寂聴、最後の対談は柳田邦男、山折哲雄と加賀乙彦!

すごいメンバーだ。

この研究会には2000人以上が集まり、そのフィナーレを飾る音楽、そしてそのバックに写される僕の写真。

良い機会があたえられたと思ったし、「研究会の最後に疲れた会員の皆さんを癒したい」という事務局の配慮と担当者の熱意に打たれ、報酬なしで引き受けることにした。

これには、写真家としてではなく、癒しの環境作りに取り組む医師として参加させてもらうつもりだ。