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三好和義・スライドアンドトーク

秋に新宿ペンタックスフォーラムで写真展を開催したときにスライドアンドトークをやった。

その会期中に、次回のスライドアンドトーク(楽園の写真で有名な三好和義さん)の予約をしていた。

他の写真家のを聞いたことがほとんどなかったので、勉強のために聞きたいと思ったのだ。

そして、今日がその日。

話の内容はそれほど興味がわかなかったが、写真は素晴らしかった。

光の捉え方が抜群で、いかにも写真が好きで好きでたまらない、という氏の気持ちが現れた写真だった。

南国の写真はコマーシャル的で、「きれいだ」という感想しかなかったが、サハラ砂漠や屋久島の写真は「さすが・・・」と思わせるものがいくつかあった。

雑誌の取材で「お金はいくらかかっても良いですから撮ってきてください」といわれるだけのことはある。

今日の話を聞きながら、刺激を受け、いくつかのことを思った。

まずは、乾燥したサバンナのなかの水をもっと撮りたいと思ったことだった。

逆にサバンナより乾燥した砂漠の光を撮ってみたいとも思った(なぜかサハラではなくナミブだったが)。

また、三好さんの技術の確かさを見て、写真の技術をもう少し勉強しようと思った(僕はまったく自己流できたし、勉強してこなかったのでテクニックがない)。

写真はテクニックではないのは分かっている。

技術から入るとよい写真が撮れないのも分かっているが、逆にスタンスが確立した今の僕には、幅を広げるために技術も必要なのだと思えるようになってきた。

さらに、機材をもっときちんとそろえようとも思った。

今までは、買うまでに何年も悩み、結局高額だし、年に2回行くだけだからとかいって、借り物で済ませていたところがあった。

が、いつまでも借り物で撮っているようでは気持が甘くなる、と思った(といっても、すべてそろえるのは無理であるが・・・・)。

 

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。