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誕生日に思ったこと

今日は僕の誕生日なので家内と外食。

もうこの年になると誕生日といっても特別な日という感覚はない。

むしろ最近では、年なんてあまり関係ない、と思うようになってきている。

前に進む力は、若いときより強くなり、自らを縛っていた鎖を年々切り離しているので、精神的には自由になってきている。

年齢を感じるのは視力くらいだろうか。

以前は疲れ果てていた医者の仕事も最近はそんなに疲れないし、アフリカでも前のようにぎりぎりまで追い込んで倒れるようなことはなくなってきた。

自分の限界が分かって注意しているから、ということもあるが、以前はストレスを自分で勝手に作り、自分で自らの首を絞めていたようだ。

最近は、若いときよりはるかに自由で、自分らしく生きれていることをとても恵まれているな、と思う。

青春とは人生のある期間ではなく、

心の持ち方を言う。

薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、

たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。

青春とは深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、

安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。

ときには、二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失うときに初めて老いる。

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とは、サムエル・ウルマンの「青春」という詩の一節であるが、僕の若い時は、あきらかにここでいう青春とは正反対の生き方だった。

最近では、それを脱しつつあるように思う。