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卑劣な手紙

仕事が終わってから警察に行った。

一昨日、前の勤務先から転送されてきた手紙を読んで、詐欺・恐喝まがいの内容だったので、警察に報告したのである。

手紙は、おまえの弱みを握っているから、○月○日までに下記のメールに連絡するようにとの内容だった。

しかし、4年以上前に勤めていた病院あてに手紙を出していることから、僕のことなどまったく知らないチンピラがどこかの名簿を見て出したのだろう。

よくこういった話は他の医療関係者からもよく聞くので、きっと多くの人に出し、一人でも二人でも反応すれば、金をせびろうと思っているのだろう。

少なくともまったく身に覚えのないことなので、すぐに警察に届けたのであるが、すねに傷を持つ人はだまされ、金を振り込んでしまうかもしれない。

知り合いの警察官なので、もっと真剣に聞いてくれるかと思ったが、内容はさぎとは言えず、恐喝とも決められないようなぎりぎりの表現をしているので、何かあったらすぐ連絡してください、ということで話は終わった。

オレオレ詐欺や意味不明の請求書を送りつけるなど、人の善意や弱みにつけこむ事件が最近話題になっている。

おそらく多くの人が無視、あるいはだまされても泣き寝入りをしているのだろうが、絶対に毅然とした態度で、警察に届けるべきだと思う。

恐れずに公表していくことがこういった被害を未然に防ぐことになるからである。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。