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高野山の除夜の鐘

元旦に高野山・奥の院にお参りするために、朝9時に家を出た。

それほど渋滞はなかったが、家内と交代で運転しながら約10時間かかって高野山に到着。

今日泊るのは福知院という宿坊。

入浴して、美味しい精進料理をいただいてのんびりした後、除夜の鐘を聞きに金剛峰寺まで家内と散歩した。

高野山は来年世界遺産に登録されるので、新年の様子を撮るためにNHKのスタッフによりライトアップされていた。

予想外に人が少ない。

年が変わる頃から、雨が雪に変わってきた。

静けさに包まれた高野山に粉雪が舞い、幻想的な雰囲気の中、激動の一年を振り返りながら除夜の鐘を聞いていた。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。