サバンナクラブで久しぶりに講演した。
タイトルは「サバンナからの贈り物」。
前回話したのは最初の写真展の前だからおそらく1995年だから、およそ9年前のことになる。
この9年間に僕の写真も医療も大きな変化をとげてきた。
癒しからいのちへと変遷しながら進化し続けている僕の表現活動、その9年間の歩みをサバンナの写真満載で話をした。
調子に乗ってしゃべりすぎてしまい、あっという間に1時間半がたってしまった。
終了後、多くの方に「感動した」と言ってもらえた。
人に喜んでもらえることはなんと自分に勇気を与え、自らを癒すことなのか、といつも思う。
サバンナから贈られたたくさんの感動。
その感動が、自分の本質について思い出させ、自分らしい生き方に導いてくれた、と思っている。
話し終わってから司会をされていた高校の先生から嬉しい話をしてもらった。
彼の生徒が不登校になったとき、私の写真集ラブレターを送ったところ学校に出てくるようになり、無事に卒業されたとのこと。
僕の本がそんな形で使われたのはとても嬉しかったのと同時に、その先生の生徒を思う気持が僕の心を温かくした。