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アフリカに着くまで緊張感が続く

今日の仕事も無事に終わり、やっとアフリカの準備に入れる、と思ったが、緊張の糸が切れてしまったのか、だるくて準備をする気になれない。

(1日玄米を食べていないことも関係しているかもしれないが・・・・)

フィルム150本をそろえ、衣類は詰めたが、今日はここまで。

ゆっくり寝て後は明日にしよう。

それにしても今回は特別忙しかった。

この2週間の間に阪神の写真展があり、終わってからの後始末、講演が1つと執筆が3つ重なった。

いつもなら持って行く本を買うために何度か本屋に行くのだが、今回は本屋に行く余裕もなかった。

それに加えて医療でのストレスがある。

毎回行く前はトラブルが起きないように多少ナーバスになる。

リスクのある検査や治療をしているので、ミスではなくても不可抗力でヒヤッとする場面が何度かあるからだ。

今回はとくにそういった場面が多かったので、神経をすり減らしたようだ。

保守的、保身的医療をやれば、ある程度それらは回避できるが、「そういう医療はしたくない」と思っているから、リスクを背負い、いっそう神経が疲れるのだろう。

そしてアフリカへの長いフライトや膨大な荷物の運搬もストレスがたまるものだ。

いつもそうだが、最後まで緊張しながらアフリカに行き、着いてからやっと「今回も来れた」という実感が湧いてくる。

行く間にウキウキしたのは、第一回目のアフリカだけだった。

でもこの緊張感が、続けるための原動力になっているのも確かなのであろう。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。