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サファリ日記 2004年3月1日

今日はナイロビに戻る日。

結局マサイマラには13泊したことになる。

6時20分から8時半まで今回のマサイマラでの最後のサファリ。

日の出はバッファーローと撮るが、雲が多く、おまけに昇り始めた太陽がすぐに雲に隠れてしまった。

その後、チーターを探しに行くがなかなか見つからない。

7時40分ころにブチハイエナの親子を発見。

巣穴の上に2頭の雌とまだ真っ黒で生後1ヶ月くらいの小さな子供が2頭いたが、近づくと子供は巣穴に入ってしまった。

しかし数分待っただけで子供は出て来た。

この子どもたちは、車がいても警戒しないで、親にまとわりついている。

これはチャンスだ。

そのうちもう1匹子供が出て来た。

こちらは少し大きく、多少ブチが出始めている。

3頭の子どもは、親にまとわりついたり、お乳を飲んだりするので撮り放題だ。

おまけに後ろはグリーンバック。

300mmと600mmのレンズを横にならべ、連写・連写。

結局このシーンだけで6本も撮ってしまった。

そこで8時半、ロッジに戻る時間となった。

今回のマサイマラではじめてロッジで食べる朝食だ。

それにしても、今回のマサイマラは最高といっても良いくらいだった。

とくにチーター、ヒョウ、ゾウが良かった。

場所の選定もドンピシャで、宿泊したセレナ、フィグツリーともに良く、最後に再びセレナに戻ったことも正解だった。

まあ、こんなにうまくいくときばかりではないのだが・・・・・・。

朝食後ナイロビに向けて出発。

夕方ナイロビに着き、夜はナイロビ在住の友人・森夫妻が鍋パーティに招待してくれた。

ナイロビのスラムで支援活動をしている早川さんやウルトラライトプレインの世界的パイロット・アレックスも参加しての楽しいひと時だった。

久しぶりに玄米食もいただき、疲れが吹き飛んだ。

明日からはアンボセリに3泊する予定である。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。